目 次
arinomammaさんのオンラインショップをリニューアル
arinomammaさんのオンラインショップを開設してから2年が経ちました。
食品ロスや経営の視点を考えた優しい循環を目指した「おうえん定期便」のリリース。
シーズン商品「arinomammaのシュトレン」の販売。
様々なサービスや商品のリリースを経て、半年で前年の売上を超えることが出来たのは、日頃からサービスの内容にご理解をいただいているお客様や、いつも商品やサービスをリリースする前に、お店の運営とのバランスを考慮しながら様々な検証を一緒にしてくださっているarinomammaさん、スタッフの皆さんのおかげです、ありがとうございます。
オンラインショップは、もう1つのお店をかまえているようなものです。EC市場の伸び率が年々上がっているとはいえ、何もしないで売上が上がり続けることはありません。また注文数が増えていくのに比例して、様々な課題も出てきます。
そこで当初のオンラインサイトを立ち上げるという目標から、サイトの使いやすさやデザイン、管理面も含めてサイトをリニューアルすることにしました。
UI・UXの観点からサイトをデザイン
リニューアルしたオンラインショップは、レイアウトの組み方やフォント・カラーなどを統一することで、サイトの見やすさを向上し、買いやすさに繋げています。
また お客様がサイトに訪問された時にお知らせを表示する機能や、トップページ・商品ページにバナーを設置して案内することで、せっかくの商品やお得な情報が埋もれてしまわないようにしています。
ピックアップ スライダーでは、リンクを貼り付けることで商品ページや特集ページなどへのリンクにも使用できます。
BASE内のBlogAppsにも対応したので、トップページでブログ記事を一覧表示したり、商品ページでは伝えきれない部分などの特集ページにも使えます。
他にもショッピングガイド(Q&Aや発送に関する注意事項など)、決済方法の一覧、カレンダーやお店の住所・連絡先・マップなどもひとつにまとめることで、お客様が情報で迷子にならないようにしています。
PCとスマホのレスポンシブ対応
パソコンとスマートフォンでは操作性や視認性に違いが出てきます。
パソコンとスマートフォン、それぞれのデバイスで使いやすいようにレスポンシブ対応しています。
商品ページのスマートフォン閲覧時では、購入ボタンを表示画面に固定することで、買い忘れ防止や購入ボタンへスクロールして戻る手間をなくしています。
不要な場合は固定を外すこともできます。
その他、今後のサービス向上で使える機能を付け足してあります。
より管理しやすく、カスタマイズできるサイトへ
https://online-shop.arinomamma.com/
BASEテーマ設定でのサイトカスタマイズ
オンラインの売上が上がって商品の注文数が増えていくと、在庫・梱包場所の確保や商品の種類によって発送方法も変わったり、お客様とのやり取りも増えて、効率よく運営しなければ管理面でも大変になってきます。
お問い合わせや新しい商品・サービスのリリースがあった時に、毎回プログラミングのコードから修正していてはチャンスロスを招いたり、何かあった時に今後スタッフだけで運営の管理が難しくなってしまいます。
今回のリニューアルでは、BASE管理画面内にあるテーマ設定から、難しいプログラミングの知識がなくてもスタッフの方だけで変更できるようにしました。
BASE内にある「HTML編集Apps」で、BASEの独自変数やブロックタグでif文をつくり機能のON/OFFをつけたり、すべての画像やアイコン・テキスト、各パーツの背景やテキストの色、各バナー、スライダー(画像・テキスト・リンク先)の変更、レイアウトの入れ替え等、テーマ設定の上から設定していけば、運営に関することや、サイトを組み立てられるように作り直しています。
まだお目見えしていない機能などもありますが、ショップの成長やリリースする商品やサービスに合わせてご紹介できれば幸いです。
さいごに
新型コロナウイルス感染症をきっかけに、オンラインショップの安全性や利便性が証明され、実店舗でも新しいチャネル展開としてオンラインショップを開設したいという依頼やお問い合わせが増えました。
オンラインショップでの買い物は、現代の多様化した消費行動や個人のライフスタイルに合わせた購買行動が取りやすいので今後も続いていくと思われます。
ただ今後のアフターコロナにおいては、消費の多様化やこれまで抑え込まれていたイベントや観光への欲求にもシフトされるため、日本の市場全体が上がらない限り、EC市場だけが単純に伸びていくわけではないと思われます。
それでも実店舗だけでなく、オンラインショップによるチャネルも展開することで、予想発注で動いていた店舗は受注発注に切り替えたり、両方を上手に運営することで食品ロスやチャンスロスを防いだり、マイナスをプラスに活かすことも出来ます。
新しいターゲットやマーケットの拡大は経営の視点を多様化させることにも繋がり、新しいお客様との出会いや売上の柱をつくり、今後様々な波を乗り越えていけるひとつの手段になり得るはずです。
お店の運営に、オンラインショップというチャネルも考えてみてはいかがでしょうか。