ロゴ制作における「ブランドコンセプト」
ロゴ制作において1番時間をかけたのはブランドコンセプトを書き出すための打ち合わせです。
商工会での個別相談の時からロゴの依頼を受けて何度か打ち合わせを重ねて、Almondeを始めるに至った想いや活動、大事にしていることや考え方、形や色などをキーワードを書き出していきました。
深い部分まで探ってブランドコンセプトをつくり上げるのは、社会・時流の変化、事業の成長、サービスの変化を考えた時に、数年、数十年経っても変化に対応し使い続けられる耐久性をもったロゴにするためです。
シンボルマーク
ベースとなる基本のシンボルマークは、ロゴに取り入れたいと希望していた地球を水彩で描きました。
水彩用紙に描いた地球をスキャンして取り込んだ後、マスクはせずにPhotoshopで円に沿って丸く整えました。
水彩の繊細さとコンセプトでの想いを活かすためにアナログさを残しました。
ブランドカラーは「露草色(つゆくさいろ)」を採用しています。
奈良。万葉集。友禅染の下絵などでも使われており、露草の染め色は水に流れやすい性質をもち、浄化するという意味も込めています。
ブランドサービス
地球だけのシンボルマークだと何をしている事業なのかわかりにくいため、ロゴからでも伝わることや、ロゴを見た時に余計な疑問点を与えないようにブランドサービスごとにロゴを展開しました。
メインサービスとなる量り売り用のロゴは、量り売りに使う瓶をシンボル化して、販売しているモノは地球からの贈り物と見立てて、ベースとなる地球のロゴを瓶の中に入れる形にしました。
ロゴタイプ
シンボルマークやロゴタイプに添える標語には「Almonde=あるもんで」という屋号のストレートさが伝わるように読み仮名のようにロゴタイプの上に配置しています。
アイソレーション
ロゴの大きさや配置には黄金比と白銀比を使い、シンボルマーク・ロゴタイプ・標語それぞれにアイソレーションを設定しています。
Instagram
Instagram用のプロフィール画像やストーリーズハイライト用のアイコンもロゴとブランディングに合わせて制作しました。
河川保全運動のロゴは地球のシンボルマークの上を鯉が泳ぐアイコンになっています。
ショップカード
ロゴマークとロゴタイプを使ってショップカードも制作しました。
環境を配慮して FSC®森林認証紙を使用した名刺サイズのショップカードにしています。