わたしたちについて

Our Story 『わたしたちの理念』

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わたしたちにできること

Our Story『わたしたちの理念』

わたしたちの理念は、eat to live , not live to eat.
​“食べるために生きるのではなく、生きるために食べよう”

この言葉を選んだのには、勿論理由があります。
理由を話す上で、少し自分たちの話しをしなければなりません。

わたしたちは、この言葉とはまったく逆の世界で生きてきました。

ベーカリーやカフェの会社勤務時代。わずか４人ほどで運営する本部で年商１０億。担当した出店店舗だけでも３０店舗以上、その全ての出店準備、事業計画、資金調達、契約締結から店舗立上げ、運営管理を行っていました。

売り手市場の大量生産・大量消費の為大きなお金が動き、質よりも量が求められ、個人の声は届きにくく儲かればいいというような世界。

そんな中当初は、かつて事業を始めた方々の力になれればと熱意をもって取り組んでいましたが、中には成功する人や、失敗する人、廃業や自己破産する方まで…
10年以上勤めていると様々な不条理や理不尽な事を見てきました。会社、家族の為、こんな自分でも共に働いている同僚や部下たち、その家族の為…キレイごとを聞かされ、自分にも言い聞かせながら、食べるために生きていました。

わたしたちはその度に、本当の会社や経営の在るべき姿とは何なのか。わからなくなり、いつもその話をしては本当に世の中の為に、お客様の為に思っている会社や経営者はいるのかと疑うほどになっていました。
それから探しても見つからないのであれば、自分たちで作り上げなければならないと悟り、どこまで出来るのかわかりませんが「起業」という選択肢を選び、コンサルタントとして歩み始めました。

理念について考える。

わたしたちの理念とは何か…

一般的に経営理念は、会社や経営の指針、存在意義、信念や価値観を表すものですが、わたしたち人間は一人ではとても弱い生き物です。

すぐに環境に左右され、目的と手段が入れ替わり、それぞれにバラバラに考えすぎてしまいます。そうならない為にも、何かを決断する時にも自分たちにとっての理念が必要でした。

ずっと探している答えを導き出すための、自分たちが見失いそうになる時に問いかける言葉は何なのかを考えました。

自分たちがこの先出会う人たちに、その人たちの本当にやりたいコトや諦めていた夢を叶える力になりたい。初心を思い出し、その為には知恵や知識、持てる技能や力を最大限にしぼり、自分自身も、その家族も大切に生きてもらいたい。そう考えていくうちに、食べるために生きるのではない…「生きるために食べる」んだと思うようになりました。

いつから、わたしたちは
食べるために生きるようになったのでしょうか。

　
昭和、平成から令和となり、世の中の社会も複雑化し、起業の仕方も随分変化しています。
副業が可能になり、AIによる技術革新、人口問題、人生100年時代、年金問題、経営者の後継者問題…現代は正しいのかどうかもわからない不明瞭な情報が、大量に一方的に流れ込み、選択肢も増え、切迫した社会や生活環境の中で、目的と手段が入れ替わることが個人だけでなく企業や業界でも、生活の中でもよく見かけるようになっています。

また残念ながら技術革新が進み経済的に豊かになる一方で、心の豊かさや幸せというものが必ずしも一致するものでもありません。
わたしたちが良かれと思っているものが、全ての国や人々が幸せになれるかは別問題で、携帯電話やテレビ、インターネットがない最低限の生活でも、本当に生きていく上で必要なものだけで十分幸せになれるものはたくさんあります。

これからの令和時代において、生きることがどういうことなのか、心の豊かさや幸せが何かというものを、ビジネスだけに依存するのではなく、両面の視点からバランスを取らなければ家族も仲間も、これから出会う人たちや、多くの人たちを豊かにしていくことは難しいのではないでしょうか。

特に食べるコトに関しては、日常の生活や心の豊かさにも直結するものです。
ただ食べるためではなく…生きることを豊かにしてくれる食文化をもって、わたしたちは、皆様や生産者や自然など、その周りのコトも含めて幸せを循環できる方法を模索していきたいと思っております。

食べるために生きるのではなく、生きるために食べるために。

eat to live , not live to eat.

CRAFT + FOOD CO.　/　クラフトフードカンパニー

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古都・奈良

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